大気関係公害防止管理者は、製造オペレーターにとって相性がいい資格です。
- 廃棄物処理のときの、排ガスがどのように環境負荷低減されてるか勉強になる
- 大気関係公害防止管理者が必要な転職先でアピールできる
ただし、大気関係公害防止管理者の国家試験は、第一種で合格率25.1%(2024年度)。
難易度が高く、一発合格を目指すと挫折しやすいのが正直なところ。
そこでこの記事では、最も現実的で確実な合格ルートである3年計画で取得する方法を紹介します。
ぜひ難関国家資格を取得して、転職や普段の業務に役立てましょう!
大気関係公害防止管理者の取得方法
大気関係公害防止管理者の資格を取得する方法は、次の2つがあります
- 国家試験を受け、合格する
- 技能講習を受けて修了する
(参考:公害防止管理者 資格取得の方法)
国家試験は年1回、最大6つの科目を受験し、すべてに合格すれば取得できます。受験するのに条件は特にありません。
技能講習の場合は、e-ラーニング講習を必要な時間数受講し、修了試験に合格すればOK。ただし、技能講習を受講するには、実務経験年数などの条件があります。
この記事では、国家試験で合格するための勉強法をご紹介していきますね。
大気関係公害防止管理者は、3年かけて取るべし!
大気関係公害防止管理者の国家試験は、最大で6つの科目を受験します。
- 公害総論
- 大気概論
- 大気特論
- ばいじん・粉じん特論
- 大気有害物質特論
- 大規模大気特論
必要な科目すべてで合格点を取らないといけません。
さらに試験は年1回だけ。一発合格するのはかなり大変です。
ただし、ここで大きな救済措置!
一度合格した科目は、その後2年間受験が免除されるのです。
つまり初受験した年を含め、3年以内にすべての科目をクリアすればOK!
一発合格はムリでも、3年かけていいのであれば合格できる気がしませんか?
ここからは、3年間で資格取得することを目指し、1〜3年目それぞれでどのように勉強すればいいかをお伝えします。
【1年目】全単元を“網羅的に”勉強する
まず1年目は、6科目すべてにザッと触っておきましょう。
1年目はイチから覚えていかなきゃいけないので、勉強大変ですよね。
まずは「広く浅く全体像をつかんで、取れそうな単元を拾う」というスタイルでやっていきましょう。
1年目は、すべての科目を網羅した参考書を1冊勉強するのがおすすめ!
1年目の目標は…
- 1科目でも合格できれば十分!
- 2科目合格できればなお良し!
- 欲を出して全科目合格を狙わなくていい
- 試験のクセや出題傾向に慣れる
合格した科目は、2年間免除なので勉強しなくてOK。
まずは“足場づくり”だと思って、受からないこと前提で挑みましょう。
【2年目】落とした科目を“集中して”攻略する
2年目は、1年目で落とした科目を集中的に勉強しましょう。
1年目で使った参考書1冊だけでなく、各科目に特化した参考書を購入するのがおすすめ。
全体を網羅した参考書と、落とした科目に特化した参考書のハイブリットで勉強しましょう。
2年目は合格した科目が免除されているおかげで、落とした科目に集中して勉強できます。
2年目までで、合計4〜5科目くらい合格するのがベター。
多くの科目で合格しておくことで、ラスト3年目がラクになります。
【3年目】残った科目を“猛勉強”で取り切る
3年目は、2年目で取りこぼした科目を全力で取りにいく年です。
残るのは苦手科目なことが多いため、過去問を反復学習して、理解があいまいな箇所を徹底的に潰しましょう。
ここで全科目取り切れば、晴れて合格!
3年計画なら、無理なく・確実に合格ラインに届きます。
大気関係公害防止管理者は “第一種” を取るべし!
大気関係公害防止管理者には、第一種〜第四種までの4つの区分があります。
どれを取ればいいかというと、第一種を取得するのが最もおすすめです。
第一種は、他の第二〜四種の上位互換で、大気関係公害防止管理者が必要な事業所すべてで責任者になれます。
また、第一種を取得すれば、大気関係公害防止管理者に必要な知識をすべて網羅しているとアピールできます。
一方で、第一種は6科目すべてで合格しないといけないので、勉強は大変です。
勉強が大変なぶん、知識の幅が広がり、現場での排気関係の理解が深まります。
ぜひ第一種の資格を取得してください!
まとめ:大気関係第一種公害防止管理者を、3年かけて取ろう!
廃棄物処理の勉強や、異業種への転職で役に立つ大気関係公害防止管理者。
大気関係公害防止管理者は難関資格ですが、3年間の免除制度を前提に計画すれば、十分に取れる資格です。
- 1年目:全体を網羅して1〜2科目取れればOK
- 2年目:落とした単元を集中して勉強、1年目と合わせて4〜5科目合格をねらう
- 3年目:残り単元を猛勉強で突破
- 第一種を取るべし!
「一発合格が当たり前」という資格ではなく、3年かけてじっくり勉強して、資格を取りましょう。
あなたが3年のうちに全科目合格することを祈っています。


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