有機溶剤やその他危険物を多く取り扱う、製薬工場。
「せっかくだし、危険物の資格も取っておこうかな?」と思いますよね。
甲種危険物取扱者は、持っていることで工場の理解度が上がったり、転職でも有利になります。

でも甲種危険物取扱者は、取るの難しいよね……。
どう勉強すれば良いんだろう……?

私の経験を踏まえて、おすすめの勉強法を紹介しますね!
職場や転職で有利に働く資格。サクッと取っちゃいましょう!
甲種危険物取扱者のおすすめ勉強法
結論から言うと、参考書1冊をしっかりやれば十分です。
以下では、3つの試験パートそれぞれの勉強方法をご紹介しますね。
甲種危険物取扱者の3つの試験パート
- 法令
- 基礎的な物理・化学
- 危険物の性質と火災予防・消化
\参考書はこれ1冊!/
「法令」はとにかく暗記!
法令は、とにもかくにも暗記!
法令の内容って、実体験がないですし、数字もたくさん出てきますよね。
それでも、1つずつ覚えていくしかありません。
覚えるのに役立つ方法
- 語呂合わせ
- 表でまとめる
- 過去問の繰り返し
ご自身が覚えやすい方法で、暗記していってください。

特に、指定数量は計算問題が出ます。
数字が多いですが、絶対に覚えましょう!
法令の中には、実生活で関係がある内容もあります。(例えば、ガソリンスタンドの周囲に溝が掘ってある理由とか。)
実体験に紐づけるように、法令の内容を職場や生活の中で探してみると良いですね。
「基礎的な物理・化学」は高校レベル
基礎的な物理・化学は、高校生までで学習する内容が出題されます。
高校の物理や化学が得意な人であれば、正直、ほとんど勉強しなくても大丈夫。
そうでない人は、参考書をもとに高校の物理・化学を復習しましょう。
高校の物理・化学からはずれる分野が一部ありますが(例えば、よう素価、燃焼、消火)、参考書をサラッと見ておけばOK。

高校の物理・化学、復習あるのみです!
「危険物の性質と火災予防・消化」は特徴を理解
甲種受験者が苦戦しがちなのが、「危険物の性質と火災予防・消化」。
一番良い学習方法は、化学物質の構造を理解しながら覚えることです。
例えば、過酸化物は次のような特徴を押さえましょう。
- 酸素原子が1個はずれて、安定なカルボン酸になる。
- 自身で酸素原子を持っているから、消火しにくい。
構造式を理解できて、化学物質ごとに特徴を理解できると、覚えるのもスムーズです。
化学が得意でなく構造式を見てもサッパリな人は、とにかく暗記しましょう。
暗記するポイント!
- 代表的な化学物質の性状、危険性
- 発火点
- 引火点
- 禁水性
参考書に載っている表を中心に、繰り返し覚えればOKです。
甲種危険物取扱者の受験資格
実は甲種危険物取扱者は、誰でも受けられるわけではありません。
以下のどれかに該当すれば、受験資格があります。
| 受験資格 | 備考 |
| 大学等で化学に関する学科等を卒業している | 「化学に関する学科等」とは、学科名に「化学」がついていること、または指定の学科又は課程 |
| 大学等で化学に関する授業科目を15単位以上取得している | 「化学に関する授業科目」とは、学科名に「化学」がついていること、または指定の科目 |
| 乙種危険物取扱者を4種類以上取得している | ー |
| 乙種危険物を1種類以上持ち、かつ実務経験2年以上 | 実務経験の証明書(事業主が記入)が必要 |
| 化学に関する事項を専攻した修士・博士の学位を有すること | 受験不要(学位記等が証明書になる) |
簡単にまとめると、以下の通り。
- 大学や高等専門学校などで化学系の学部を卒業、または単位を取得
→乙種がなくても受験可能 - 化学系の学部で学んでいない
→乙種を4つ取得 or 1つ取得し実務経験を2年以上積む
乙種を4つ取得するほうは、それ以上の条件がなく簡単ですが、コストがかかりますね。
乙種1つと実務経験2年のほうが、会社に書類を書いてもらう手間がありますが、コストは安く済みます。
有機溶剤を使う工場ならば、乙種4類を取得して2年経験を積んで、甲種を受験するほうがいいでしょう。

乙種のほうは、受験資格はあるの?

乙種には受験資格は定められてないから、誰でも受験できるよ!
まとめ:甲種危険物取扱者は効果的に勉強しよう!
甲種危険物取扱者は「勉強が大変そう」と思うかもしれません。
実際には、参考書1冊 × 暗記中心の勉強で十分合格できます。
- 法令 → 暗記
- 基礎的な物理・化学 → 高校までの範囲を復習
- 危険物の性質と火災予防・消化 → 化学物質の特徴を理解&暗記
科目ごとに、効率の良い勉強法を押さえておけばOK!
甲種は受験資格があるため、なかなか手が出ないかもしれません。
化学系の大学を出ていない場合は、乙種4類を取得して、実務経験を2年積むことをめざしましょう!

私のこれまでの転職経験の中で、危険物取扱者の資格は一定の評価をもらっていました。
ぜひ甲種を取得して、転職や職場で役立てましょう!
\参考書はこれ1冊!/


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