
職務経歴書って書いたことないから、どう書けばいいのか分からないよ…

私にアピールできる経験なんかないわ…。職務経歴書なんて書けないわよ…。
初めて転職する方でも大丈夫!
あなたはこれまでに、アピールできる素晴らしい仕事をしてきています!
この記事では、企業にアピールするための職務経歴書の書き方について解説します。
- 職務経歴書のNGな書き方
- アピールにつながる職務経歴書の書き方
- アピールできる業務経験を見つける方法

職務経歴書は、応募企業にあなたを知ってもらうための最初の窓口。
ぜひ、アピールにつながる職務経歴書をつくりましょう!
なお、履歴書や職務経歴書のテンプレートや基本的な書き方は、「履歴書・職務経歴書の書き方を解説!」で解説しています。
ぜひ、そちらも参考にしてください。

NGな職務経歴書の書き方3選
まずは、職務経歴書のNGな書き方を見てみましょう。
せっかく頑張って職務経歴書を書いても、NGな書き方をしていると応募企業に伝わりません。
最低限、以下の3つは避けるようにしましょう。
- 業務経験を思いつくままに書く
- 実績が書かれていない
- 提出先の企業に合わせていない
以下で、それぞれ解説していきます。
NG①:業務経験を思いつくままに書く
職務経歴書では、業務経験を思いつくままに書けばいいわけではありません。
思いつくまま書いても内容にまとまりがなく、アピールポイントが伝わらないんです。
NG例
- 製品Aの製造
- 製品Bの製造
- 設備Cの点検
- 製品Aの作業時間改善
- 新人導入教育
- トラブル対応
→やったことを列挙するだけだと、何ができる人か分からない。
OK例
【担当業務】
・製造ラインの運転管理、設備点検
・作業標準書の改訂、教育指導(新人3名)
【改善実績】
・工程見直しにより作業時間を20分短縮
→業務を整理し、カテゴリごとにまとめることで、読みやすく伝わりやすいです。
アピールポイントがぼやけていると、読み飛ばされて書類選考落ちになりがち。
業務経験は応募先の会社や職種に合わせて、重要度や関連性で整理することが必要です。

伝えたいポイントを絞り、的確にアピールしましょう!
NG②:実績が書かれていない
実績が書かれていない職務経歴書は、評価されにくいです。
実績が書かれてないと、企業はあなたの実力を判断できません。
企業にあなたを知ってもらうには、「何をしたか」だけでなく、「どんな成果を出したか」が重要です。
NG例
- 製造ラインの改善に取り組んだ
- 品質向上に貢献した
→ 抽象的で、どれくらい成果が出たのか分かりません。
OK例
- 工程改善により、作業時間を30分短縮
- 不良率を5%→2%に改善
- 教育体制を整備し、新人の立ち上がり期間を2週間短縮
→ 数字を入れることで、説得力アップ!
小さな改善でもOK!
数字や具体的な結果を交えて書きましょう。
NG③:提出先の企業に合わせていない
同じ職務経歴書を、使いまわして提出するのはNG。
企業ごとに、求める人材やスキルは異なります。
その企業にマッチしてない職務経歴書を提出しても、見送りになるかもしれません。
とはいえ、全面見直しまでする必要は無し!
企業HPや求人内容を確認し、関連する経験やスキルを強調するように微調整しましょう。
少しの工夫で、書類の通過率は大きく変わります。
アピールにつながる職務経歴書の書き方7選
NGな職務経歴書の書き方が分かりましたね。
続いて、企業にアピールできる職務経歴書の書き方を見ていきましょう。
OKな職務経歴書の書き方は、次の7つをおさえています。
- 業務経験を箇条書きで書く
- 業務経験・成果・得たスキルを紐づける
- 応募職種と関係のある経験を強調する
- 実績は数字で示す
- 職務概要と自己PRは経験から成果へのストーリーを書く
- 応募企業に合わせて内容を調整する
- 読み手を意識する
以下で、それぞれ解説していきますね。
書き方①:業務経験を箇条書きで書く
職務経歴書では、業務経験を箇条書きで整理するのが一般的です。
箇条書きで書くことのメリット
- 読みやすさ向上
- アピールポイントが明確になる
- 採用担当者が短時間で内容を把握できる
「見やすさ=伝わりやすさ」と意識して、シンプルにまとめましょう。
書き方②:業務経験・成果・得たスキルを紐づける
単に業務内容を並べるだけでは、「何ができる人なのか」が伝わりません。
重要なのは、業務経験と成果、そこから得たスキルをセットで書くことです。
例えば、次のような流れです。
【業務経験】既存品Pの異物混入原因及び改善調査
・調査会議主催、検証方法立案、検証実行・考察
【成果】再発防止のためのデータ提供、異常逸脱報告書作成
【得たスキル】異常逸脱対応、計画報告書作成、プロジェクト遂行
経験からスキルを紐づけることで、企業が分かりやすい内容になりますよ。
書き方③:応募職種と関係のある経験を強調する
職務経歴書では、すべての業務経験を書く必要はありません。
大切なのは、応募職種に関係のある経験を優先して強調することです。
企業が知りたいのは、「この人が自社で活躍できるかどうか」です。
そのため、応募職種に直結する業務やスキルを前面に出しましょう。

関係の薄い経験は簡潔にし、伝える内容にメリハリをつけることが重要です!
書き方④:実績は数字で示す
成果のアピールは、できるだけ数字を使って表現しましょう。
漠然とした成果を書いても、採用担当者に伝わりません。
NG例
- ツールを導入し、作業時間を短縮した
- 製造工程の組み替えを行い、歩留まり改善をした
OK例
- ツールを導入し、チーム全体の作業時間を30分/日短縮した
- 製造工程の組み替えを行い、歩留まりを10%改善した
具体的な数値を入れることで、説得力が高まります。

数字は、あなたの実績を客観的に証明する強力な武器。
上手に使いましょう!
書き方⑤:職務概要と自己PRは経験から成果へのストーリーを書く
職務概要や自己PRでは、強みをアピールします。
強みの裏付けのため、経験→実績→成果を書きましょう。
ポイントは、挙げた強みに対して、それが伝わる業務成果を書くことです。
強みをアピールする文章例
私は、プロジェクトを推進させる行動力に強みがあります。実際、既存品の廃液処理費用削減プロジェクトでは、作業員の疑問を拾い上げ、自ら分析計画を作成・提案し、製造・品質管理・設備の各部署と連携を取りながら進めました。その結果、廃液処理費用を4万円/ロット削減することに成功しました。

上記の文章例だと青のアンダーバーのところで、強みに対する理由が示してありますね。
強みだけを並べるより、背景となる経験を示すことで説得力がグッと増しますよ!
書き方⑥:応募企業に合わせて内容を調整する
職務経歴書の内容は、応募企業ごとに調整することが大切です。
企業によって求める人材は異なり、強調すべき経験やスキルも変わります。
企業の求人内容を確認し、「この会社が求めていること」に合わせて内容を微調整しましょう。
微調整する内容の例
- 強調する経験
- 強み
- アピールするスキル
このひと手間で、書類通過率は大きく変わります。

どう調整していいか分からない時は、転職エージェントの担当者さんに聞いてみましょう。
書き方⑦:読み手を意識する
職務経歴書は、採用担当者のために書く書類です。
自分が伝えたいことではなく、相手が知りたいことを書く意識が重要です。
企業は短時間で書類を確認するため、「分かりやすい」「読みやすい」ことを意識しましょう。
読み手のためにすること
- 伝わらない専門用語や業界用語は使わない
- 強みやスキルを簡潔に書く
- 1文を短くする(最大60文字程度)

「この人を採用したい」と思ってもらえるかを意識しましょうね!
アピールできる業務経験を見つける3つのポイント

アピールできる業務経験なんてないよ…。
職務経歴書に何書けばいいのさ。

そんなことないよ!
あなたにも立派な業務経験はあるから、以下を参考に探してみて!
- これまで大した業務をしてこなかった
- 人に説明できるほどの実績がない
そう思う人でも大丈夫!
以下のポイント3つを参考にして、業務経験を探してみてください。
- 使用した製造機械・ツールをすべて書き出す
- トラブル対応・小さな改善を拾う
- 任された業務を、アピールに変える
✅ポイント①:使用した製造機械・ツールをすべて書き出す
製造オペレーターの場合、どんな機械を使ったかも立派な実績です。
企業で欲しい経験につながるかもしれないので、全部書いてみましょう。
【例】
製造機械:反応槽(500L、1000L、2000L)、遠心分離機、乾燥機(棚式、コニカル式)、粉砕機(コーミル式、ピンミル式)、DCS
試験機械:HPLC、GC、pHメーター
✅ポイント②:トラブル対応・小さな改善を拾う
設備不良や異常対応も、立派な経験です。
ただ作業ができる人ではなく、非常時の対応もできる人として評価されます。
また改善活動は、たとえ小さなことでも挙げてみましょう。
【例】
○トラブル対応
・ボイラーの詰まり解消
・遠心分離機で偏心してしまった時の対応
○改善活動
・バルブの取っ手の向きを変え、通行時に引っかからないようにした
・エラーで頻繁に停止する機械で、やり方を変えたらエラー停止しなくなった
✅ポイント③:任された業務を、アピールに変える
- 指示されて嫌々やった仕事
- やる気はなかったけど任された業務
こういった業務も、あなたが出した成果。ぜひアピールしましょう!
ただし、ネガティブに書くのではなく、ポジティブに表現しましょう。
NG例
上司から、作業時間を5%削減するよう指示されたので、作業工程全体を見直して達成した。
OK例
上司の指示のもと、作業工程全体を見直し、作業時間を5%削減することに成功した。

OK例のほうが、積極的に業務を行った印象を受けますね!
あなたもきっと、素晴らしい仕事をしてきたはず。
以上の3つを参考に、ぜひアピールできる業務経験を探してみてください!
職務経歴書を書いたら転職エージェントに見てもらおう!
さて、あと少し!
職務経歴書を書けたら、転職エージェントに見てもらいましょう。
転職エージェントは、業界を知り尽くしたプロ中のプロ。
たくさんの応募者の職務経歴書を見てきた経験から、あなたに適切なアドバイスをしてくれます。
転職エージェントに相談するメリット
- 無料で職務経歴書を添削
- 転職業界のプロからアドバイス
- 多くの職務経歴書を見てきた経験からフィードバック

転職するなら、転職エージェントを使わない手はない!
ぜひ活用し、納得いく転職をしましょう!
以下のリンクでは、おすすめの転職エージェントをご紹介しています。
ぜひ、そちらも参考にしてください。
まとめ:職務経歴書は、あなたを知ってもらう最初の武器
職務経歴書は、応募企業にあなたを知ってもらうための最初の窓口。
日々の業務経験を、どう整理し、どう伝えるかで評価は大きく変わります。
以下の3つを意識するだけでも、職務経歴書の完成度はぐっと上がります。
- NGな書き方を避ける
- 経験・成果・スキルをつなげて書く
- 応募企業に合わせて調整する
「アピールできる経験がない」と感じている方も、実はすでに価値のある経験を積んでいます。
以下の3つを参考にして、経験を書き出してみましょう。
- 使用した製造機械・ツールをすべて書き出す
- トラブル対応・小さな改善を拾う
- 任された業務を、アピールに変える

私も最初は「書くことなんてない」と思っていました。
でも上記を意識して書き出すと、意外とアピールできることがあったんです。
まずは完璧を目指さず、書いてみることが第一歩です。
そして、書いた職務経歴書はぜひ転職エージェントに見てもらいましょう。
プロの視点を取り入れることで、さらにブラッシュアップできます。
以下に、私が実際に使ってよかった転職エージェントを載せておきます。

職務経歴書は、あなたの価値を企業に伝える“最初の武器”です。
こあなたの強みがしっかり伝わる職務経歴書を作り、内定を勝ち取りましょう!

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